
ルーキーながらクローザーに指名された栗林[左]は、最終的に新人最多タイの37セーブを挙げた
投手力 PITCHING REVIEW
先発陣は、
大瀬良大地、
九里亜蓮、
森下暢仁の右の三本柱は、調子の波はあったが総合的には順調な働きを見せた。大瀬良はシーズン後半に追い込み10勝、森下は8勝に終わったが防御率はリーグ4位の2.98と安定感を見せ、九里は13勝を挙げて自身初タイトルとなる最多勝を獲得した。右の先発では
野村祐輔がゼロ勝に終わったのが誤算。20年に5勝を挙げた
遠藤淳志も、勝ち星が挙げられなかった。
左腕の先発では、前半勝てなかった
床田寛樹が、9月に月間MVPを獲得するなど復活して計5勝。
玉村昇悟も後半に勝てるようになり4勝、
高橋昂也も5勝して先発陣を支えた。
救援陣では、新人ながらクローザーに指名された
栗林良吏の活躍が出色。プロ初登板でセーブを挙げると、そのまま新人の初登板以来の連続無失点記録を22試合まで更新。防御率0.86でシーズンを投げ抜き、新人最多タイの37セーブを挙げた。
ただセットアップは
塹江敦哉が安定せず、
森浦大輔、
コルニエルらを入れ替えて起用したが固められず。終盤に
島内颯太郎が踏ん張ったが、課題が残った。
攻撃力 HITTING REVIEW
開幕前の構想が狂い・・・
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