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2021プロ野球記録集計号

[検証特別編]2021好珍記録アラカルト

 

【FILE 1】阪神がファームで2年連続で歴史的快進撃


9月11日のウエスタン・広島戦(甲子園)で阪神がファーム新記録となる17連勝を飾った。翌12日の同カードも勝って記録は18連勝まで伸びた。ちなみに一軍の連勝記録も18が最高で、1954年に南海、1960年に大毎が記録している。

【FILE 2】意外と初!4試合引き分け


中日ヤクルトは2対2のドロー


5月16日は6試合が行われたが、中日対ヤクルト(バンテリン)、広島対DeNA(マツダ広島)、日本ハムソフトバンク(札幌ドーム)、ロッテ西武(ZOZOマリン)の4試合が引き分けとなった。1日に3試合の引き分けは通算16度あるが、4試合は史上初。9回打ち切りのルールが影響大。

【FILE 3】次から次にマウンドへ9回両軍16投手起用


試合時間は3時間58分


5月4日の西武対オリックス(メットライフ)は計16投手が登板した。西武は先発の上間永遠を含めて9投手、オリックスは竹安大知を含めて7投手で、9回の試合ではこれがプロ野球最多の新記録となった。試合は6対6の痛み分けに終わった。

【FILE 4】先発以外は経験なし!C野村が新記録


簡単そうで難しい記録


4月11日の巨人戦(マツダ広島)に先発した広島の野村祐輔は4回途中5失点で敗戦投手となったが、これでプロ初登板の2012年4月1日の中日戦(ナゴヤドーム)から188試合連続先発登板となった。この記録は311試合で山内新一(南海-阪神で達成)が最長だが、プロ初登板からはネイサン・ミンチー(広島-ロッテで達成)の187試合を抜く新記録に。

【FILE 5】E高田孝の初登板は残念な結果に……


ホロ苦いプロデビュー


楽天ドラフト2位ルーキー高田孝一のプロ初登板は6月26日のソフトバンク戦(楽天生命パーク)。先発としてマウンドに上がったが、その初回、5人目の打者の頭部に死球を当てて危険球退場となった。プロ初登板での危険球退場は、2005年の小林正人(中日)、10年の矢地健人(中日)、風張蓮(ヤクルト)に次いで4人目。意外にいる!?

【FILE 6】D福田がプロ15年目の初体験


余裕の成功


5月1日の巨人戦(東京ドーム)で福田永将(中日)がプロ15年目にして初盗塁を決めた。この日は通算690試合目の出場だったが、2001年5月12日のオリックス戦(東京ドーム)の田口昌徳(日本ハム)の425試合目を大きく上回り、野手では初盗塁まで最も試合を要した最遅盗塁となった。プロ野球記録は1970年7月1日の西鉄戦(大阪)で、投手の皆川睦雄(南海)が記録した731試合目。

【FILE 7】L平良が開幕から絶好調!


3カ月以上も得点を与えず


西武の4年目右腕・平良海馬が7月1日のソフトバンク戦(PayPayドーム)の9回を無失点に抑え、39試合連続無失点のプロ野球新記録を樹立した。しかも開幕からという付加価値付き。これまでは藤川球児(阪神)が2006年に記録した38試合だった。記録は40試合目でストップも、21年はパ初の20セーブ&20ホールドも達成した。

【FILE 8】ロッテ打線が初回から大爆発!


9月22日のイースタン・リーグ、ロッテ対DeNA(ロッテ浦和)はロッテが19対0で圧勝したが、初回にロッテが打者23人、8安打12四死球で17得点を挙げた。イースタンのイニング得点記録は13点(過去5回)。ちなみに一軍もロッテで15得点を記録している(2009年6月11日の広島戦)。

【FILE 9】S石川が大卒選手初の新記録


日本シリーズではセ初の40代勝利投手に


ヤクルトの41歳、石川雅規が6月4日の西武戦(神宮)で21年初白星を挙げ、プロ1年目の2002年から20年連続で勝利を手に入れた。ルーキーから連続20年勝利は7人目だが、大卒投手としては史上初の快挙。また6月25日の巨人戦(神宮)で先発し、三浦大輔(DeNA)の記録を更新する295試合連続先発登板のセ新記録もつくった(その後306まで更新)。

【FILE 10】2年連続で歴史的快進撃“オセロ”記録が誕生


勝ったり負けたり


阪神は5月14日の巨人戦(東京ドーム)で勝利して以来、16試合連続で白星と黒星が続く“オセロ”状態となった。これは2020年のDeNAと並ぶプロ野球タイ記録。ちなみに阪神もDeNAも●●で記録ストップとなった。

【FILE 11】B来田が高卒ルーキー初の快挙


記念ボールを手に


7月13日の日本ハム戦(釧路)でルーキーの来田涼斗(オリックス)が「七番・左翼」でスタメン出場。その第1打席で初球を右翼席に運んだ。プロ初打席初本塁打は67人目の快挙だが、初球に限れば10人目、さらに高卒新人となれば初の快挙。さらに第2、第3打席も安打で猛打賞。初打席本塁打の試合での猛打賞も史上初だった。

【FILE 12】オリックスは開幕戦が大嫌い


大切なのは最終結果!


オリックスは2021年開幕の西武戦(メットライフ)に敗れ、10年連続の開幕戦黒星となった。最後の勝利は10年で11年は引き分け。パのワースト記録を更新したが、セのワーストは阪神が1991年から2001年まで喫した11連敗。2022年の開幕戦に敗れるとタイ記録となるが、優勝すれば関係ない!?

【FILE 13】G坂本が史上最強の遊撃手へ!


記録はまだまだ伸びそう


4月16日のDeNA戦に「二番・遊撃」で出場した坂本勇人(巨人)。この試合で鳥谷敬(ロッテ)を抜いて遊撃手として最多となる1778試合目の出場となった。また6月27日のヤクルト戦(神宮)では遊撃で出場した試合で通算250本塁打を達成。池山隆寛(ヤクルト)が持つ249号を抜いて単独トップとなった。

【はみ出しMEMO】記録は語る 悲しきワースト記録集


 できれば避けたかったはずだが、試合に出ていたからこその記録でもある。パの盗塁刺ワーストの荻野貴司(ロッテ)と西川遥輝(日本ハム)は盗塁王にもなっている。失策王はともに遊撃手。セが中野拓夢(阪神)、パが紅林弘太郎(オリックス)だが、高い守備力が評価されている選手だ。ベスト&ワーストは常に背中合わせと言える。2020年沢村賞の大野雄大(中日)が12球団ワーストの11敗というのは予想外だが……。

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