2021年のMLBは「大谷翔平一色」だった。当然二刀流で投打にわたり規格外の数字を残したからにほかならないが、MLB公式記録のSTATSの中にある部門をのぞいてみたら……打撃部門ではリーグ5以内に入るSTATSが多数。しかし、意外や意外、投手部門では「0」という怪奇現象? その理由とは……。 写真=Getty Images 
8つの部門でリーグ5位以内の記録を作り、メジャートップクラスの打者であることを証明してみせた
打撃8つの部門でベスト5入り
リアル二刀流でMLBの話題をかっさらい、5つの部門で100という数字を達成した大谷翔平。打撃で138安打、103得点、100打点、投げては130回1/3、156奪三振という「クインティプル100」というとてつもない数字を残した。この5部門に限っていえば、MLB史上初の快挙となった。
しかし、大谷がこの5部門で100を達成してもア・リーグのベスト5に入ったものは一つもない。実に不思議だ。安打数はビシェットの191安打がトップで、大谷は41位という低さ。得点は8位にランクインされ、1位は
ゲレーロ・ジュニアの123。打点はペレスの121打点で大谷は13位。投手部門では投球回はサイ・ヤング賞を受賞したレイで193回1/3。大谷は38位。奪三振ではこれもレイで248奪三振。大谷は19位に終わっている。5つの部門で高いレベルにあるものの、リーグ内ではベスト10にも入っていないというのは、ある意味、二刀流に真剣に取り組んでいる“反動”であることは間違いない。
一方で、大谷がリーグ5位以内に入っているランキングも多くある。出塁率と長打率を合わせた指標のOPS。これは打者の打席あたりの総合的打撃貢献度を表す。この数値が高いほど・・・
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