新たな歴史を刻むべく、悲願の優勝へ──。世代交代が着実に進み、若き力が芽を出しつつある。荻野貴司、石川歩、益田直也ら欠かせぬベテランもいるが、新時代を切り開くには中堅、若手たちの奮闘が欠かせない。 藤原恭大・新背番号を輝かせる

藤原恭大/外野手/22歳/181cm80kg/左左
パンチ力を秘めた俊足巧打──。その実力の一端は示している。開幕スタメンを果たした昨季は、打撃不振で二軍降格も、徹底的にバットを振り込み7月に一軍再昇格。すると、鋭い打球を広角に放ち、快足を飛ばして長打にするなど7、8月は打率.348、5本塁打を記録し、月間MVP受賞と打撃開眼を予感させた。あとはコンスタントに結果を残すだけだ。背番号を1に変更した4年目。「外野の枠は1つしか空いていない」と目の色を変えて挑む。
中村奨吾・背中で引っ張る主将
「奨吾のためにもなる」と
井口資仁監督が昨季から主将に指名・・・
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