新人豊作年と言われた昨年同様、今年もまた、ルーキーたちが開幕から一軍の舞台で躍動している。ここでは3連戦を沸かせたルーキーたちの活躍をまとめてみた。 【セ・リーグ編はこちら】 ※年齢および成績は3月27日現在。年齢横の()内数字はドラフト順位 西武・隅田知一郎

隅田知一郎[西武/投手・22歳(1)] 1試合1勝0敗0S0H、防御率0.00 [写真=大泉謙也]
「ホッとしている気持ちと、これから頑張りたいという気持ち」 堂々たるピッチングだった。3月26日の
オリックス戦(ベルーナ)で先発した西武のドラフト1位左腕は最速150キロの直球を軸に、スライダー、チェンジアップなど多彩な変化球を織り交ぜオリックス打線に得点を許さない。高めの直球で打者を押し込み、低めに制球された変化球で惑わす。「絶対抑えたい」と6回二死一塁では四番・
杉本裕太郎を低めのチェンジアップで空振り三振に仕留めガッツポーズも見せた。7回1安打無失点。球団の新人で開幕先発ローテーション入りして初登板初先発初勝利は1999年、
松坂大輔以来の快挙だった。「間を取ったり、外してみたり。並の新人じゃない」と
辻発彦監督も称賛。これからどこまで勝利を重ねるか楽しみだ。
ロッテ・松川虎生
「いい緊張感を持ちながら9回までいけた」 落ち着いたプレーで表情は終始締まったまま。ようやく和らいだのは・・・
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