前年2位の阪神が開幕戦で8対1から逆転負けし、そのまま、まさかの開幕9連敗を喫した2022年シーズン。新型コロナ感染による離脱者が相次ぎ、なかなか思うような戦いができないチームも多い。ここからは今週号特集の中日以外、11球団序盤戦の「誤算」にフォーカスしてみたい。 ※情報は5月8日現在 
開幕から1カ月持たず離脱となってしまった森[写真中央]。復帰メドは立たず……
防御率2.29と安定感を見せるリリーフ陣だが、盤石かと言われると決してそうとは言えず。なぜなら、守護神・
森唯斗を欠いているからだ。
昨季、離脱者に悩まされたリリーフ陣は、敗因の一つとなった。今春もL.
モイネロ、森がともに出遅れ。それでも何とか開幕には間に合い、新戦力の
又吉克樹、
藤井皓哉らも加えて、ベストメンバーでスタートを切ることができた。
藤本博史監督も個々の負担を考慮して「3連投は絶対に自分の中ではない」。やりくりの甲斐あって、チームは開幕8連勝を果たしている。
森も開幕ダッシュの立役者の一人だった。開幕から無失点投球で6連続セーブ。しかし、初失点がチームにとっても今季初となる黒星につながった4月6日の
オリックス戦(PayPayドーム)をきっかけに・・・
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