連覇へ突き進むヤクルトの前半戦の戦いはどうだったのか。ヤクルトOBの真中満氏に、投打に分けて採点をお願いした。 取材・構成=小林篤 写真=BBM ※成績は6月23日現在 【投/100点】先発・リリーフともに安定 層の厚さは群を抜いている
木澤尚文 評価◎ 
新球種シュートを武器に急成長。好救援で4勝をマーク
不安が少ない投手陣 首位を走っていますが、安定した戦いができているのはなんといっても投手陣の活躍が大きいです。特にリリーフ陣の活躍が光ります。誰が投げても良いパフォーマンスを発揮するので、勝ちパターンの投手を休ませながら戦い抜くことができています。高津(
高津臣吾)監督の下、休養を与えられながら起用されているので、投手もコンディションを整えやすい。非常に良い流れでここまで戦い続けていると思います。これから先、全員の調子が同時に悪くなる可能性も低いですから、リリーフ陣の不振によって急激にチームが失速することは考えにくいです。1年を通して良い成績を残し続けるのではないでしょうか。
先発投手はローテーションを7人で回していて、全員がしっかりゲームメークできています。リリーフ陣とまではいかないですが、こちらも非常に安定した投球ができました。小川(
小川泰弘)は調子を取り戻して長いイニングを投げられていますし、期待の高橋(
高橋奎二)は・・・
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