10月20日のドラフト当日まで、12球団のスカウトは他球団の動きもにらみながら、情報収集に努めている。2022年のスカウト戦線はどのような状況で推移しているのか。現場の声から傾向を徹底的に分析していく。 高校生は新型コロナの影響!?
ドラフト1位は12球団同時入札。会場での最大の見どころは、競合した球団による「くじ引き」だ。2022年の傾向を、ある球団幹部は言う。
「7月上旬の段階では『超目玉選手』は見当たらず、1位入札で複数チームが重複することはないかもしれません。つまり、球団の色が出るドラフトになる可能性を秘めています」
具体的には、どのカテゴリーに有力選手が集まっているのだろうか。6月18日から3日間、バッティングパレス相石スタジアムひらつかで行われた侍ジャパン大学代表候補合宿には、多数のプロ関係者が視察に訪れた。前出の幹部は、こう明かす。
「まず、大学生投手に特色があります。野手も二遊間のほか、大砲タイプが補強ポイントであるチームは、獲得に名乗り出るかもしれません」
第30回ハーレムベースボールウイーク(オランダ、7月8~15日)の代表メンバーに入った投手陣の中でも・・・
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