プロから能力を認められたドラフト1位指名選手。12人の逸材たちのポテンシャルはいかなるものか。ドラフト当日の表情とともにリポートする。 取材・文=佐野知香 写真=井田新輔 
フルスイングから規格外の飛距離を誇るスラッガー。甲子園のファンの前でプレーすることを楽しみにしている
最初から光っていたバットを振る能力
1位指名選手最後の1人として自らの名前が読み上げられたとき、
森下翔太は張り詰めていた息を吐いた。
「びっくりしている部分が大きいんですけど、1位指名ということでうれしく思います。この順位に恥じないように自分らしさを出してプレーしたいです」
小学生のときからの夢だったというプロ野球の世界。東海大相模高では3年時にセンバツにも出場し、高校通算57本塁打と強打の外野手として注目を集めたが、「今の時点では上位指名はない」とプロ志望届は出さずに中大への進学を選択。大学では1年秋には優勝、4年春には・・・
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