週刊ベースボールONLINE

ドラフト2位の俊英たち “ドライチ”に負けない!

【ヤクルト2位】西村瑠伊斗(京都外大西高/外野手) ミート力には自信あり 広角に打ち分ける強打者「3年目に3割、(将来は)村上選手のように三冠王を獲りたい」

  3

ドラフトは1位がすべてではない。2位にも俊英がひそんでいる。ここからは「“ドライチ”に負けない!」と意気込むドラフト2位指名の選手を紹介していく。
取材・文=谷上史朗 写真=太田裕史

一発と精度を兼備したスラッガー。神宮デビューもそれほど遠くはなさそうだ


 2巡目の最後に名が呼ばれると、京都外国語大学森田講堂に集まった“観客”から歓声が沸き上がった。隣接する京都外大西高は大野雄大(中日)らの母校だが、高校からプロ入りとなれば初。壇上へ上がった西村瑠伊斗はストレートに心境を語った。

「自分の中では正直、ヤクルトスワローズは全然予想してなくて。かかった瞬間はものすごくうれしくて心臓がバクバク、やばかったです」

 昨夏から投手と打者の二刀流として注目され始め、今夏の京都では打撃で強烈なインパクトを残した。18打数11安打の打率.611、平安高時代の炭谷銀仁朗が作った大会記録に並ぶ4本塁打。さらに・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

この記事はいかがでしたか?

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング