ドラフトは1位がすべてではない。2位にも俊英がひそんでいる。ここからは「“ドライチ”に負けない!」と意気込むドラフト2位指名の選手を紹介していく。 取材・文=谷上史朗 写真=太田裕史 
一発と精度を兼備したスラッガー。神宮デビューもそれほど遠くはなさそうだ
2巡目の最後に名が呼ばれると、京都外国語大学森田講堂に集まった“観客”から歓声が沸き上がった。隣接する京都外大西高は
大野雄大(
中日)らの母校だが、高校からプロ入りとなれば初。壇上へ上がった
西村瑠伊斗はストレートに心境を語った。
「自分の中では正直、
ヤクルトスワローズは全然予想してなくて。かかった瞬間はものすごくうれしくて心臓がバクバク、やばかったです」
昨夏から投手と打者の二刀流として注目され始め、今夏の京都では打撃で強烈なインパクトを残した。18打数11安打の打率.611、平安高時代の炭谷銀仁朗が作った大会記録に並ぶ4本塁打。さらに・・・
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