新人最多タイの37セーブをマークした巨人の大勢。ただ、決して打たれなかったわけではない。精度は新人王を争ったライバルのほうが上だったかもしれない。それでも、セーブ機会での失敗をわずか1にとどめることができた理由をひも解く。 データ提供=Japan Baseball Data 
巨人・大勢 2022 セーブ機会38、失敗1、セーブ成功率97.4%
8度の満塁で6奪三振
インパクトは特大だった。新人にして異例のクローザー抜てき、開幕戦から7試合連続セーブ、12球団最速で10、20セーブに到達し、最後は新人最多タイとなる37セーブ。5年ぶりにBクラスに沈んだ巨人にあって、大勢の活躍は抜きん出ていた。
セ・リーグの新人王投票では209票を得て、74票で2位だった
阪神・
湯浅京己を振り切り新人王を獲得。だが、数字だけを見れば決して湯浅を上回っていたわけではない。自身も「湯浅君がすごいピッチングだから(新人王は)厳しいかなと思っていた」と認めている。
となれば、決め手となったのはやはり「37セーブ」であり・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン