29年ぶりにリーグ連覇を果たしたヤクルト。今季のハイライトと言えば、5月中旬からの14カード連続勝ち越しだ。期間中の戦いでは、中村悠平の活躍が際立っていた。 データ提供=Japan Baseball Data 
ヤクルト・中村悠平
先発投手を好リード
7月2日の
DeNA戦(神宮)を勝利し史上最速でのマジックを点灯させたヤクルトは、翌日の同戦も勝利した。これで5月14日の対
広島戦(マツダ広島)から続いて14カード連続勝ち越しを達成(下記【表A】参照)。1954年に南海が打ち立てたプロ野球記録に並んだ。この時点で2位・
巨人を13.5ゲーム差で離す独走状態。29年ぶりのリーグ連覇をもたらす快進撃だった。
【表A】14カード連続勝ち越しの軌跡 
計 41試合31勝9敗1分け 勝率.775 QS数:18[44%] HQS数:12[29%]
その14カード連続勝ち越しの期間は31勝9敗1分け、勝率.775と驚異の勝率を誇ったが、チームは開幕から約1カ月が経った4月30日終了時点では15勝12敗の3位。勝ち越してはいるが今一つ波に乗れていなかった。そこからなぜチームは一気に成績を上げていったのか。それは・・・
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