楽天の球団新記録となる11連勝、最大貯金18をマークしながら、直後の金曜日から異変が始まった。大事なカード頭をことごとく落として金曜日19連敗。その悲惨な中身はシーズン成績と直結していた。 データ提供=Japan Baseball Data 金曜日19連敗中の[平均得点]2.11点 [平均失点]5.37点 
悪い流れは涌井でも止められず、9月30日のソフトバンク戦[楽天生命パーク]に敗れて金曜日19連敗
アクシデントも影響
「ブラックフライデー」とは感謝祭(11月第4木曜日)の翌日の金曜日を指し、感謝祭プレゼントの一掃セールが行われ、「黒字の金曜日」と訳されることもある。ただ、本来は株価大暴落の「ブラックマンデー」と同様に、マイナスのイメージが強い。今季、楽天が味わった「ブラックフライデー」は、もちろん後者のことである。まさに、悪夢のような金曜日が続くことになった。
■楽天の金曜日19連敗詳細 その出発地点となったのは5月13日の
西武戦(ベルーナ)。先発の
瀧中瞭太が6回につかまり逆転を許すと、打線も散発6安打と振るわなかった。チームはその3日前、
田中将大の完投勝利により、球団新記録となる11連勝をマークしていた。しかし次戦から一転して連敗街道へ。この日の敗戦を含めて4連敗を喫した。つまり、最大貯金18からの転落劇には、ブラックフライデーが大きく関わっていたのだ。
石井一久GM兼任監督が重要視するカード頭の先発投手には・・・
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