最多勝4度の実績を誇るベテラン右腕がトレードで加入した。勝負強い打撃を誇った阿部寿樹の放出に衝撃が走ったが、立浪監督は投手力の充実を求めた。期待されるのは先発ローテーション入り。投手陣に及ぼす影響も計りしれない。 写真=松村真行、BBM 
初めてのセ・リーグは不安もあるが、それ以上に楽しみが強い。背番号20は中日のエースナンバー。右は立浪監督
何事もストイックな男
借金9でリーグ最下位に沈んだ2022年の中日。就任イヤーでの屈辱を
立浪和義監督はどう捉えたのか。
「打てるようにする、と言ったシーズンですが、基本は守り。守りを大切にするために投手強化を考えました」
主力の阿部寿樹をトレード要員にし、
楽天との間で実現した
涌井秀章の竜加入。指揮官の頭に先発強化があった時点で、参謀の
落合英二ヘッド兼投手コーチの頭には涌井の名前が浮かんでいた。
なぜ、涌井だったのか。落合ヘッドの頭から離れないのは・・・
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