浅野翔吾(巨人)のほかにも、この秋に入団したドライチは粒ぞろいだ。残る11人は大学生が7人、高校生が3人、社会人が1人。新戦力としてチームに加わった彼らの未来は限りなく明るい。 ※年齢は2023年満年齢 【セ・リーグ編】はこちら オリックス・曽谷龍平 球威、キレ、制球力で先発陣に食い込む
「1日1日を大切に。とにかく長いプロ野球生活を」 最速152キロの直球、キレのあるスライダー、カットボールを、アピールポイントに挙げる「ここ一番の集中力」で抜群の制球力も併せ持つ。即戦力として先発ローテ入りも期待される左腕だが「そこに立てるように頑張りたい」と謙虚に語るのは、1年目に飛躍することだけでなく、先を急いでいないからでもある。「1日1日を大切にして、とにかく長いプロ野球生活を送りたい」。先発陣は20代が中心と競争は避けられないが、勝ち抜けば先発陣がより強固になるのは間違いない。大学球界No.1左腕と呼ばれた男が先発陣の一翼を担う。(AT)
生年月日■2000年11月30日(23歳)
身長体重■182cm80kg
投 打■左投左打
出 身■[甲]明桜高-白鴎大
ソフトバンク・イヒネ・イツア チャンスを逃さず攻守走すべてで魅せる!
「アピールポイントは勝負強さ。結果にこだわってやっていきたい」 打っては柔らかなスイングと大きなフォロースルーで強い打球を飛ばし、守っては遊撃手転向1年ながら強肩と軽快なグラブさばきを披露。走っても184cmという長身を生かした大きなストライドで一気にトップスピードに乗る。ナイジェリア人の両親を持つ大型内野手は、攻守走どれをとっても楽しみが尽きない。球団はあくまでも育成重視の姿勢だが、「チャンスがあればつかんでいくっていう気持ちでやっていきます」。目標の『トリプルスリー』も、あっという間に達成しそうな予感。“イヒネ旋風”を巻き起こし、あこがれの
柳田悠岐を超えていく。(R)
生年月日■2004年9月2日(19歳)
身長体重■184cm82kg
投 打■右投左打
出 身■誉高
西武・蛭間拓哉 秋山翔吾を超える不動の一番へ
「いずれは自分も通算2000安打を達成できるように頑張りたい」 セールスポイントは「チームの勝利のために全力でプレーする」ことだという。小学6年時にライオンズジュニアでプレーして、西武のユニフォームを着ることを目標にし、その夢を見事に叶えた。早大では四番を打ち、通算13本塁打をマーク。だが、目指すは一、三番を打てる打者だ。「塁に出たり、チャンスで走者をかえしたりするのが一番、三番の仕事。そちらのほうに魅力を感じます」。
秋山翔吾(現
広島)がチームを去って以降、3年間チームは一番打者不在に悩まされてきた。2000安打を目指す男が、その穴を埋めるピースとして期待される。(MK)
生年月日■2000年9月8日(23歳)
身長体重■177cm87kg
投 打■左投左打
出 身■[甲]浦和学院高-早大
楽天・荘司康誠 速球を磨いて先発ローテの柱へ
「いち早く戦力になるのが目標。ゆくゆくは沢村賞を獲りたい」 背番号は2006年から09年まで故・
野村克也元監督が着けていた「19」に決まった。これはチームの大先輩・
田中将大が
ヤンキース時代(14〜20年)に背負っていた番号でもある。「責任はあると思うし、この番号に恥じない活躍ができるように」と決意を語る。最大の武器は189cmの長身から投げ下ろす最速157キロのストレート。
石井一久監督は「将来的に(チームの)中心となれるような投手に」と期待しており、本人も望むところ。「相手の打者を圧倒できるような投手になりたい」。1年目から先発ローテーションの一角を狙える逸材だ。(YO)
生年月日■2000年10月13日(23歳)
身長体重■189cm86kg
投 打■右投右打
出 身■新潟明訓高-立大
ロッテ・菊地吏玖 闘志前面の投球スタイルで輝き放つ
「とにかくチームの勝利に向けて腕を振り続けていく」 先発か、救援か──。起用法も楽しみなのは、スピンの効いた最速152キロの直球に多彩な変化球を投じるポテンシャルの高さゆえ。走者を背負ってからも粘り強く投じてゲームメーク能力も示しつつ、フォークを決め球としたパワーピッチングも可能とあってブルペンの一角を担っても不思議ではない。いずれにしても即戦力の期待は大きく「一軍戦力として1年間、活躍し続けるのが目標」ときっぱり。「とにかくチームの勝利に向けて腕を振る。1球1球とにかく力を込めて投げる。それを見てほしい」と役割を全うする右腕が投手力を底上げする。(TA)
生年月日■2000年6月13日(23歳)
身長体重■183cm93kg
投 打■右投左打
出 身■札幌大谷高-専大
日本ハム・矢澤宏太 新たな「二刀流」としてフル回転を誓う
「日本ハムと言ったら『矢澤』と言われるように頑張りたい」 松本剛が背負っていた「12」を受け継ぐことがすべてを表している。大渕隆GM補佐兼スカウト部長は「一人二役の『12』」と語り、二刀流として
大谷翔平(エンゼルス)のさらに先を行く存在になってほしいと口にした。投げては最速150キロ超のサウスポー、打っては広角に長打を放てるバットコントロール、50メートル5秒台の俊足を備え外野手としても一級品。「まずは開幕スタメン、その先の新人王を目指したい。日本一に貢献できるように頑張る」という言葉も力強い。
新庄剛志監督が新たな「二刀流」をどう生かしていくのか、楽しみは尽きない。(TS)
生年月日■2000年8月2日
身長体重■173cm71kg
投 打■左投左打
出 身■藤領藤沢高-日体大