ここからは破格の金額が飛びかっているMLBに目を向けよう。今季3人の新しい日本人メジャー・リーガーが誕生した。彼らの年俸は想像以上の高額だったはず。なぜ、こんなにもらえるの? その傾向を読み取りつつ、来年の契約も予想していこう。もしかしたら、23年のオフに球界最高年俸が日本人選手になるかもしれない。 文責=メジャーリーグ編集部 写真=Getty Images 投打でメジャー屈指の成績を残している大谷。今季の年俸は3000万ドルと破格で日本人ダントツ。今季の活躍次第ではメジャートップ、歴史的な契約が待っている?
大谷がMLB最高年俸の可能性
大物FA選手たちの移籍先が次々と決まり、各メディアの目はすでに2023年オフのFAに向いている。ここ2年間の大活躍でエンゼルスの
大谷翔平のFA後の契約が大きな注目となっているのだ。
ユニコーンと称される二刀流の成績を見ると投手部門でも打者部門でも2年間での成績がメジャー上位に入る。本塁打は2年間で80本塁打。アーロン・ジャッジに次ぐMLBで二番目に多く放ち、195打点はア・リーグで5位。投げては24勝11敗で勝率.686を挙げ375奪三振。勝ち星はア・リーグで二番目に多い数字を残しているのだ。
現在の年俸はメジャー19位で日本人メジャーではダントツ1位の3000万ドル。もし2023年も昨年同様の活躍をすれば、その年俸はMLB初の5000万ドル超えも夢ではないし、予測が付かないと言うメディアもある。
いまやアメリカのスポーツファンのほとんどは「ショウヘイ・オオタニ」の名前を知っている。MLBは、彼を真のスター選手の一人としてアピールし、アメリカ4大スポーツでの地位をキープしようとする意図がある。現状では・・・
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