ここからは、球団ごとに脈々と継承されるスペシャルナンバーの系譜をたどっていこう。一つの番号を掘り下げていけばチームの“色”も見えてくる。 他球団のエースナンバーは『18』が一般的だが、
中日では『20』だ。これは“フォークボールの神様”と言われた杉下茂の大活躍によるもの。1954年に球団初優勝&日本一をもたらした大エースが『20』を背負っていた。杉下は兼任監督時代の2年間も『20』を背負い、61年からは2年連続30勝投手の
権藤博が受け継いだ。権藤は短命に終わって優勝には縁がなかったものの、杉下-権藤の奮闘で『20』のイメージが定着した。
燃える男・
星野仙一は入団から2年は『22』だったが・・・
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