1次ラウンドの4試合から「負けたら終わり」の準々決勝まで、東京での戦いを全勝で駆け抜けた侍ジャパンの熱戦をプレーバック! 
大谷は打者として12打数6安打、3二塁打、1本塁打、8打点、打率.500、投手としては中国戦に先発して4回1安打5奪三振で勝利投手となり、1次ラウンド・プールBのMVPに輝いた
日本 9-3 イタリア シフト破りのアイディア
準々決勝 3/16[木] 
大谷は3回一死一塁からセーフティーバントでチャンスを拡大。先制点を演出した
初回無死一、二塁のチャンスで
大谷翔平のセンターへ抜けようかという痛烈な当たりが二塁キャンパス後方にいた遊撃手の正面を突くなど、序盤はイタリア守備陣の大胆なシフトの網にもかかり、得点を奪えない嫌な展開。しかし、先発の投手・大谷が相手に流れを渡さない。立ち上がりから雄叫びを上げながらの気迫の投球でイタリア打線をねじ伏せていく。
すると打者・大谷が攻撃の口火を切る。3回一死一塁から「極端なシフトだったので狙いとしては良かった」と、味方さえ意表を突かれる初球セーフティーバント。処理した投手の悪送球を誘って一死一、三塁とチャンスを広げ、
吉田正尚の投手の足元を抜く打球はまたも「シフト」に絡めとられたものの遊ゴロでまず1点。
そして二死一、二塁から
岡本和真がシフトなどおかまいなしと言わんばかりに、左手一本で技ありの3点本塁打を左翼席に運んで試合の流れを決定づけた。
大谷は5回につかまって2点を失ったものの、二死一、三塁のピンチは
伊藤大海が鮮やかに火消し。
村上宗隆と岡本の連続適時二塁打などでリードを広げると、その後は
今永昇太から
ダルビッシュ有を投入する豪華リレーで、最後は
大勢が締めた。
快勝劇にも
栗山英樹監督は・・・
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