宮崎敏郎のほかにも昭和最終世代は、まだ球界の中心にいる。その中でもセパ2人の外野手、柳田悠岐と秋山翔吾はチームを背負って立つ象徴的な存在だ。 
年齢を感じさせないバッティングでチームをけん引する柳田[上]、秋山[写真=BBM]
打者としてはタイプの異なる“同級生”の2人は、それぞれに圧倒的なパフォーマンスを披露してきた。かつては同一リーグでしのぎを削り、数々のタイトル争いを演じたことも。そして今もなお、球界を代表する好打者たちだ。ともに35歳を迎える2023年シーズンも全試合に出場し、パワーアップした姿を見せている。
柳田悠岐は
ソフトバンク一筋で、主砲としての確固たる地位を築いてきた。豪快なフルスイングから放たれる本塁打は、まさに圧巻。打った瞬間の“確信歩き”に、球場は何度も沸いてきた。今季は1本目が出るまで17試合、72打席を要したものの、6月4日現在、リーグ3位タイの9本塁打を放っている。
打球が上がらずとも、しぶとく野手の間を抜いていく打撃、これも・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン