まさに「圧勝」でリーグ制覇を成し遂げた阪神。残るセ5球団はなぜ虎にここまでの独走を許してしまったのか。広島&DeNAのクライマックスシリーズでの逆襲はあるのか。「対阪神」に主眼を置きながら、2023年シーズンのそれぞれの戦いを振り返る。 写真=BBM ※成績・情報は10月1日現在 【広島編】はこちら 【巨人編】はこちら 【2023成績】 74勝65敗3分、勝率.532、520得点、495失点、105本塁打、33盗塁、打率.248、防御率3.17
【対阪神成績】 12勝13敗、勝率.480、79得点、99失点、16本塁打、7盗塁、打率.256、防御率3.52
甲子園戦績/5勝4敗、勝率.556
【阪神独走を許した原因】開幕カードが大きく響き頼りの“中”が機能不全

山崎を筆頭に中継ぎ陣の不安定さが阪神との差につながった
昨年大きく勝ち越した阪神(16勝9敗)に対し負け越したのも、後半戦に入り突き放されたのも、端的に言えば取るべき試合を取れなかったから。試合終盤に逆転したにもかかわらず、中継ぎ陣が崩れる。ピンチをしのいだあとは攻撃が封じられる。試合終盤の攻防が阪神とのゲーム差となって表れた。
振り返れば、京セラドームでの開幕カードで3連敗し・・・
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