2024年ドラフトは明大・宗山塁が「超目玉」と言われているが、チームメートにも逸材が控える。3年春デビューと遅咲きもMLBスカウトも注目の存在。来年も大学生が中心のスカウト戦線となりそうな予感だ。 取材・文=岡本朋祐 写真=矢野寿明 
186cmの長身から投げ下ろす真っすぐは、分かっていても、とらえるのは難しいほどキレと伸びがある
NPBを超越した回転数
ライバルを聞くと、浅利太門は親しみを込めて「宗山塁です」と即答した。明大不動の「三番・遊撃」。投手と野手で異なるポジションであるが、負けず嫌いの性格が出てくる。
「ムネ(宗山)はドラフト1位で指名されるでしょうが、自分はそれよりも下で呼ばれるのは嫌なので……(苦笑)。1位での競合を目指している」
宗山は来年度の主将の有力候補だが、「俺がすんぞ!」と浅利は、関西出身ならではのツッコミでかえす。こうしたやり取りを、鵜呑みにしてはいけない・・・
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