
リーグ最多得点&最少失点で2位・広島に11.5ゲーム差をつけリーグ優勝&38年ぶりの日本一となった
攻撃力 OFFENSIVE REVIEW
打撃面での記録を見ていくとやはり「四球」が38年ぶりの日本一へのキーワードになった。「494」は12球団で最多。今季就任した
岡田彰布監督の「四球もヒットと一緒」という考えがチーム内に浸透した結果だ。
チーム得点は「555」でリーグ1位。一方で本塁打は最下位の84のみ。それでもぶっちぎりのリーグ優勝を飾ってみせた。相手バッテリーにより多くの配球パターンをつくらせて困惑させることができ、四球を取ることで打線がつながっていった。
安打数はリーグ3位で打率は2位タイ。しかし、出塁率は、ほかのチームよりも1分高い.322。いかに四球で出塁し、うしろの打者につないでいたかが、よく分かる。また
木浪聖也を八番に置いたことも、猛虎打線につながりをもたらした。例えば木浪が先頭打者で出塁し、九番の投手が犠打などで送り、リーグ最高の得点圏打率.397の一番・
近本光司、二番・
中野拓夢がかえし、塁に残ったこの2人のどちらかをクリーンアップでかえすというパターンが・・・
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