
同一監督としては球団初の2年連続Bクラスに終わり、原辰徳監督は指揮官の座を阿部慎之助新監督に譲った
攻撃力 OFFENSIVE REVIEW
チーム打率は昨季から1分高いリーグトップの.252、本塁打も1本上回るリーグ断トツの164本を記録。重量打線は健在だったにもかかわらず、得点は昨季より25点少ない523点にとどまり、日本一に輝いた
阪神に30点以上の差をつけられるリーグ3位。効率の悪い攻撃を繰り返し、投手陣をカバーすることができなかった。
つながりの欠如を示すのが四番の
岡本和真の数字だ。キャリアハイの41本塁打でタイトルを手にしたものの、そのうちソロが28本。主砲の前に走者をためることができていれば当然、得点力は向上したはずで、岡本和も最多打点との2冠に手が届いたに違いない。
最大の問題は長年、悩まされている一、二番を固定できなかったことだ。
坂本勇人や
丸佳浩、
吉川尚輝といった主力が開幕から不振に陥ったこともあり、上位打線は後ろ向きな日替わり打線を強いられた。
機動力不足も相変わらず深刻だった・・・
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