
離脱者が相次いだチームは投打に精彩を欠き、12球団最多83敗を喫する屈辱を味わった
攻撃力 OFFENSIVE REVIEW
リーグ連覇した直近2年から主力の顔ぶれは変わらず、今季も攻撃力は他球団にとっては脅威とされた。しかし、リードオフマンの
塩見泰隆や
山崎晃大朗が故障で開幕に間に合わず、頼みの
山田哲人、
村上宗隆も低空飛行が続くと、プロ野球史上64年ぶりの開幕20試合連続2ケタ安打なし。3、4月は1試合平均2.52得点と打線が機能せず、4連敗に7連敗を喫し、開幕早々に優勝争いから外れてしまった。
離脱や不振が続けば、スタメンはもちろん固定できず。打順パターンは127(前年104)と増加。不動の四番・村上を除いて、打順は流動的になり、時に山田が一番に、
サンタナが二番に入るなど、試行錯誤が続いた。後半戦に入ると、徐々に打線は復調の気配を見せ、終わってみれば534得点はリーグ2位。しかし、犠打は同1位の115と好機を演出しながらもチーム打率.239、得点圏打率.231はともに同5位と、持っている能力を考えれば、打線はつながりに欠けた。
ただ・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン