今年で5年目のシーズンを過ごした阪神のリードオフマン・近本光司がこれまでに積み上げた安打は773。これは新人から5年間の通算安打数では歴代トップの数字だ。ある記録に着目し、安打量産の要因を探る。 
9月21日の巨人戦[甲子園]で通算768安打を放ち、出塁する近本
令和の安打製造機が着実な積み重ね
9月21日の巨人戦(甲子園)で、近本光司は第1打席で相手先発の
赤星優志が投じた6球目の直球を右前にはじき返した。
この安打で新人から5年間の通算安打数を768とし、それまで
長野久義(巨人)が保持していた767安打を更新。今季は肋骨骨折といったアクシデントに遭いながらも129試合に出場し、キャリアハイとなる12三塁打を含む143安打をマーク。チームの18年ぶりとなるリーグ優勝&38年ぶりの日本一にも大きく貢献するなど、最終的には通算773安打とした。
2019年にドラフト1位で入団すると、
長嶋茂雄(巨人)が保持していたセ・リーグ新人安打記録を更新するなど・・・
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