「伝説のエースたち」の定義は難しいが、挙げた白星の数が多ければ多いほど、その投手はチームに貢献した。そう断言して間違いないだろう。プロ野球は現在、12球団が稼働中。近鉄も含めた13球団について、チームごとの勝利数ランキングをお見せしよう。 ※記録はすべて2023年閉幕時点
※選手名はその球団で最終出場した時点の登録名
※セーブは1974年以降の記録のため、それ以前に引退した投手のセーブは空白
※△は左投げ 北海道日本ハムファイターズ
通算4827勝 5247敗 383分(勝率.479) 1961年に30勝をマークし、62年球団初の日本一に貢献した東映のエース・
土橋正幸が通算162勝と1位に君臨する。独特のインターバルの小さい投球モーションでテンポよく投げ、真っ向勝負に挑むスタイルは「江戸っ子投法」と呼ばれ、56イニング連続無四球記録を打ち立てるなど圧巻の制球力で、7年連続2ケタ勝利を記録した。
米川泰夫は弱小時代の東映でフル回転し3度の20勝超えも、4度の20敗超えを喫している。

土橋正幸
70年代のファイターズを支えた「メガネとヒゲのサブマリン」
高橋直樹が・・・
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