令和のトレンドとも言える捕手の併用制。すでに取り上げた3選手(甲斐[ソフトバンク]、森[オリックス]、大城[巨人])の所属する球団は紹介しているが、世代交代が進む中で併用制に移行するケース、絶対軸となる捕手を育成するために併用中のケース、併用での起用数が完全に拮抗しているケースなど球団によって事情はさまざま。ここでは、未来の捕手起用のヒントとなる残りの球団の現状をまとめていこう。 ※グラフは固定、併用の度合いを示す。 <譲れない思い マスクに秘める覚悟>ソフトバンク・甲斐拓也 はこちらから <譲れない思い マスクに秘める覚悟>オリックス・森友哉 はこちらから 【セ・リーグ編】はこちらから ロッテ・先発投手次第で田村か佐藤
昨年の先発マスクは143試合中、田村龍弘67試合、佐藤都志也52試合。どちらも昨年は4試合続けて先発することがなく、最長でも3試合連続という併用状態は今年も変わっていない。起用において最も重視されているのは自軍の先発投手とのマッチングのようで、昨年の
西野勇士、メルセデス、
美馬学の先発試合では田村48試合、佐藤4試合。逆に
種市篤暉、
佐々木朗希の先発試合では佐藤24試合、田村1試合。
小島和哉だけは中立派(?)で、田村と佐藤は12試合ずつだった。将来の正捕手候補・3年目の
松川虎生は、ファームで実戦経験を積んでいるところだ。
西武・主戦捕手への道を歩む古賀
昨年100試合でマスクをかぶった3年目の
古賀悠斗が・・・
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