今春、健大高崎高は群馬県勢としてセンバツ甲子園で初優勝を果たした。「主将・四番・捕手」と文字どおり、けん引役となったチームリーダーの言動には、多大な影響力があった。将来の日本球界を背負うだけの技術、人としての資質も備わる。 取材・文=岡本朋祐 写真=田中慎一郎 高崎市内の専用グラウンドは両翼95メートル…