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昨夏は青森大会決勝で、八戸学院光星高に延長10回タイブレークで惜敗した。最後の夏は八戸工大一高として、2010年以来の夏の甲子園へ導く
合宿初日のブルペンで力強い球を投げた金渕光希は、代表チームの首脳陣をはじめ、NPBスカウトの目も虜にした。
「選ばれたからには、しっかりアピールしないといけないと思っていたので、自分のボールは投げられたと思います」
ストレートの最速は144キロ。昨秋の公式戦終了後に投球の幅を広げるためにチェンジアップの習得に時間をかけた。「まだ完璧ではないんです」とは言うが、キレのあるスライダー、カーブとのコンビネーションに磨きをかけ夏に臨む。合宿ではピッチング後に打撃練習にも入ったように、打撃の良さも際立つ。中学時代はエースで四番だったが、昨秋までは下位打線に入っていた。今年からは対外試合で三番を打つようになり、まさにチームの投打の柱を担っている。
将来のプロ入り見据え高校進学
中学時代は軟式野球部に所属。高校は近くの公立高校への進学を考えていたが・・・
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