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将来性抜群!! 2024ドラフト特集 侍ジャパン大学4人衆の春開幕

明大・宗山塁(内野手) 気づきを得た先に「自分の動き、体を見直す良い機会になりましたし、今まで見えてこなかったことに気づくことができた」

 

3月6、7日に行われた欧州代表との強化試合。侍ジャパントップチームを指揮する井端弘和監督は異例とも言える大学生4選手をメンバーに選出した。2012年に侍ジャパンが常設して以降、史上初の出来事。貴重な経験を積んだ4人が今春、新たな一歩を踏み出した。
取材・文=岡本朋祐 写真=矢野寿明

大学ラストシーズンは試練のスタート。もがきながらも不調を乗り越えた先に新たな自分が待っているはずだ


 やはり、調整不足の影響なのか。宗山塁は今春、本領を発揮できずにいる。東京六大学リーグで東大、早大との2カードを終え5試合で打率.174と苦しんでいる。史上34人目の100安打まであと3本で迎えた早大戦は、3試合で12打数1安打。1年春途中から遊撃のレギュラーに定着して以降、2試合連続無安打は初めてだった(2、3回戦は無安打)。

 4月29日の早大3回戦。0対5で11回裏二死三塁から第5打席を迎えたが、二ゴロに倒れた。東大との開幕カードは連勝で勝ち点も、早大戦は1勝2敗で落とした。明大・田中武宏監督は試合後に・・・

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