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<FOLLOW UP>ソフトバンク・仲田慶介、緒方理貢、川村友斗 「育成三銃士」のその後

 

“小久保イズム”で再び常勝軍団を築き、その強さ維持していくためには、新しい力、若い力は必要不可欠だ。特に、下からの突き上げはこれまでにない“刺激”をもたらす。希望の星として、今春、新たなスタートを切った3選手は、切磋琢磨しながら“明日”を描いている。

左から仲田、緒方、川村


悲願の2ケタ背番号 早速巡ってきた出番


 3選手のもとに歓喜の知らせが届いたのは、開幕を前にした3月18日だった。育成3年目の緒方理貢、同2年目の川村友斗仲田慶介は、春季キャンプでA組(一軍)に抜てき。実戦に入ってからもそろって懸命なアピールを続ける3選手には、いつしか「育成三銃士」という愛称がついた。オープン戦でも一軍に帯同し、ついに3選手そろって支配下昇格をつかんだ。

 19日に行われた会見の席で、真新しいユニフォームに袖を通した3選手。新背番号は、緒方が「127」から「57」、川村が「132」から「61」、仲田が「155」から「69」に。そして、それぞれが高らかに抱負を語った。そのままオープン戦を“完走”。今度も3選手そろって開幕一軍をつかんだ。

 3選手の中でもっとも早くプロ初出場を果たしたのは、緒方だった。開幕戦の3月29日のオリックス戦(京セラドーム)。7回にA.ウォーカーの代走に送られた。5月19日現在、22試合に出場。4月20日のオリックス戦(PayPayドーム)では七番・右翼でスタメン出場を果たし、2回の第1打席でプロ初安打となる右翼線二塁打を放っている。

 緒方自身は今年を、勝負の年と位置づけていた。そこでつかんだチャンスに必死に食らいついている。

「1日1日が勝負というのは変わってないので。結果を残したい気持ちが強いです・・・

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