プロ野球90年の歴史を彩ってきた守備の花形・遊撃手。どのチームにも球団史を代表するショートの名選手が存在するが、ここでは週刊ベースボール編集部の各担当が、その球団の歴代遊撃手5人を厳選。守備力は数値で測りにくいため、打撃成績などを含めた総合的な印象度からピックアップした。2004年限りで消滅した近鉄を含む13球団から計65人の遊撃手の勇姿をじっくりとご覧いただきたい。 【No.1】松井稼頭央 攻守走すべてがそろう高い総合力
身体能力を生かしたダイナミックなプレーで輝いた。最大の武器は「肩の強さでした」と本人は言う。左中間、右中間へ打球が飛ぶと左翼や右翼の定位置近くまで行きカットプレーを行った。「そこから走者を三塁や本塁で刺すことが面白かった」。強打、快足も誇る総合力が高い遊撃手だった。
【No.2】石毛宏典 黄金時代のチームをけん引した遊撃手
1年目から正遊撃手となり、打率.311、21本塁打、55打点、25盗塁で新人王を獲得。以後・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン