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勝負の熱き夏へ! 12球団現状評価【パ・リーグ編】

【12球団現状評価2024】オリックス・故障者続出の中で光明 若手奮起がカンフル剤

 

パ・リーグは圧倒的な層の厚さで、ソフトバンクが抜け出している。それでも若い世代が輝く日本ハム、大型連勝を記録しているロッテ楽天、リーグ3連覇中の王者オリックスも座して見ているわけにはいかない。立て直し中の西武も含め、夏場に包囲網が築かれることになるだろう。
成績はすべて6月16日現在。チーム成績の項目の[]内数字はリーグ順位

五番に定着しつつある紅林が交流戦6打点とポイントゲッターとして機能


【パ・5位】64試合、29勝33敗2分、勝率.468
198得点[4]、195失点[3]、21本塁打[6]、29盗塁[5]、打率.247[3]、防御率2.71[2]

【攻撃力】災い転じて……? 機能し始めた打線


 苦戦を強いられたのは開幕から低調な打線によるものが大きい。安打は出るも決定打を欠き、得点力が上がらない。頓宮裕真森友哉の主軸にFA加入した西川龍馬ら、状態が上向かぬ打者に加え、中川圭太福田周平ら好調な打者に限って故障離脱する負の連鎖で僅差の試合をモノにできず。森は5月の月間打率.299と復調の兆しを見せるも・・・

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