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新生ファイターズ 新庄チルドレン大進撃!

<特集コラム>新庄剛志である“必然”

 

2006年の日本一を花道に現役を退いたSHINJO。指揮官となった今も、ファイターズを、そして球界全体を盛り上げたいというスタンスに変わりはない


 新庄剛志監督が就任して3年目のシーズン。指揮官にとって「3年」はひとつのキーワードだ。現役時代は阪神入団3年目の1992年に大ブレークを果たすと、スターに上り詰めてから海を渡り、MLBでの3年間で確かな足跡を残した。そして、2004年、北の大地に移転した「北海道日本ハム」に「SHINJO」として電撃加入。3年目の2006年、開幕直後の4月にその年限りでの現役引退を表明すると、44年ぶりの日本一という最高の置き土産を残し、涙の中でユニフォームを脱いだ。

 のちに続く「北海道黄金期」と言うべき時代の礎を築いたわけだが、それ以上に大きかったのが「北海道日本ハムファイターズ」という球団を大きく発信して全国区の存在に押し上げ、今に続くチームカラーを決定づけたことだ。

 稲葉篤紀現ファーム監督はヤクルトからFAで05年にファイターズへ加入し、SHINJO、森本稀哲現外野守備走塁コーチとともに「鉄壁の外野陣」を形成することになったが・・・

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