近鉄を含めた13球団の左腕投手に限定した勝利数ランキングである。チームごとの歴史、特色の違いを感じてほしい。
※現役選手の成績は2024年8月18日現在


　ただの1位ではない。現役22年間を広島一筋で過ごし、先発としてリリーフとして、どんな状況においてもチームに尽くしてきたからこそ100勝100セーブ超え。1998年には42歳7カ月で開幕投手を務めるなど、大野豊が築いた功績はある意味“異次元”だ。

　2位の川口和久も通算100勝を超え、3位以下とは一線を画す。川口が86年から6年連続2ケタ勝利を挙げているのに対し、3位・高橋建の2ケタ勝利は2001年の一度だけ。それでも、在籍14年間でコツコツと積み上げた。

　近年で左腕エースと言えば・・・