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2024ドラフト特集 大学生の超逸材

愛知工大・中村優斗(投手) 向上心旺盛な159キロ右腕「相手打者を圧倒する投球をしたい」

 

8月28日。大学日本代表の中村優斗西川史礁は「侍ジャパンU-18壮行試合」を戦った。159キロ右腕は予告先発に指名され、右の強打者は三番・左翼でフル出場。今年3月には井端弘和監督が率いるトップチームで強化試合(対欧州代表)を経験しており、風格十分。試合会場であるほっともっとフィールド神戸で、存在感を示した。
取材・文=岡本朋祐
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高校日本代表と対戦した壮行試合では先発して1回無失点。最速153キロで、貫録の投球を見せた[写真=宮原和也]


大学進学とプロ志望


 侍ジャパン大学代表の背番号「18」。プラハベースボールウィークでは台湾との決勝で、リリーフで胴上げ投手。ハーレムベースボールウィークではアメリカとの決勝で先発して5回4失点と試合をつくり、チームが逆転して両大会で優勝した。侍ジャパンU-18壮行試合でも先発を任され、1回無失点と貫録投球。全幅の信頼を寄せた堀井哲也監督(慶大監督)はエース・中村優斗の良さをこう語る。

「ボールの質、強さが(プロで通用するのは)間違いない。安心感がありました。一般的に一人四球を出してヒット1本が続くと、大ピンチ。外国人打者が相手ですと、ベルト付近に来ると怖い。中村の場合は・・・

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