8月28日。大学日本代表の中村優斗と西川史礁は「侍ジャパンU-18壮行試合」を戦った。159キロ右腕は予告先発に指名され、右の強打者は三番・左翼でフル出場。今年3月には井端弘和監督が率いるトップチームで強化試合(対欧州代表)を経験しており、風格十分。試合会場であるほっともっとフィールド神戸で、存在感を示した。 取材・文=岡本朋祐 【西川史礁編】はこちら 
高校日本代表と対戦した壮行試合では先発して1回無失点。最速153キロで、貫録の投球を見せた[写真=宮原和也]
大学進学とプロ志望
侍ジャパン大学代表の背番号「18」。プラハベースボールウィークでは台湾との決勝で、リリーフで胴上げ投手。ハーレムベースボールウィークではアメリカとの決勝で先発して5回4失点と試合をつくり、チームが逆転して両大会で優勝した。侍ジャパンU-18壮行試合でも先発を任され、1回無失点と貫録投球。全幅の信頼を寄せた堀井哲也監督(慶大監督)はエース・中村優斗の良さをこう語る。
「ボールの質、強さが(プロで通用するのは)間違いない。安心感がありました。一般的に一人四球を出してヒット1本が続くと、大ピンチ。外国人打者が相手ですと、ベルト付近に来ると怖い。中村の場合は・・・
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