高い打撃センスは誰もが認めるところだろう。開幕から2戦連発で本塁打を放つ鮮烈なデビュー。一方で、プロの壁にもぶつかった。常に見せる明るさとは裏腹に、クレバーな思考を備えるドライチはこのままでは終わらない。ハマの一番星がより輝くために、必要なものとは何なのか――。 データ=Japan Baseball Data(株)
※データは9月15日現在、年齢は2024年の満年齢 追い込まれて見せる真価 決定力向上で壁を破れ!
打率.258。社会人No.1外野手として3球団競合の末に入団した黄金ルーキーとしてはやや物足りない数字に映るかもしれない。ただ、データからは、ドライチの非凡さと今後の活躍を確信させるに十分な要素が浮かび上がってきた。
■データ1 カウント別打撃成績
まずはデータ1では、2ストライクに追い込まれるまでの打率.262に対し、2ストライクでの打率.255は「わずか」に下回る。ただ、そもそも「わずか」と言えてしまうのが非凡な部分だ・・・
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