今年から連載『ちくご情報局』が始まったことで、例年以上にファーム施設・HAWKSベースボールパーク筑後に通うことが増えたシーズン。若い選手たちの場合は、日々の成長が目に見えて分かるからこそ面白い。奮闘する若鷹たち+αのエピソードをお届けします。 写真=BBM エピソード1 新たな試みでスター誕生!?
一部選手が挑む新しい“練習プラン”があります。『打撃強化月間』と呼ばれ、期間中は試合には出ずにガッツリ打撃練習を行う、言わばミニキャンプのようなもの。詳細について、
関川浩一コーディネーター(野手)に話を聞くと「自分の課題の克服にテーマを置いて。今持っている感覚をより良くするイメージですね」。5月には
山下恭吾選手、佐藤航太選手が参加。佐藤選手は「試合に出ないので、1日1日全力で打撃練習に臨めました」と振り返りました。練習メニューもガラッと変わり、「アイピッチ(打撃練習用マシン)」では
斉藤和巳さん(四軍監督)が配球してくれたそう。技術力の向上はもちろん、佐藤選手は気持ちにも変化が「強気でいこうと。和巳さんの配球よりいい配球なんてないと思って(笑)」。この心意気が、ウエスタン・リーグ8月度の月間MVPにつながっています。
エピソード2 新規ファン獲得に燃える中村亮太投手
少ないチャンスで結果を出すのは簡単ではありません。7月24日に支配下再昇格した
中村亮太投手。8月4日出場選手登録をされると、10日の
楽天戦(みずほPayPay)で約2シーズンぶりに一軍のマウンドへ。しかし、先頭から2者連続本塁打を浴び、悔しい復帰登板となってしまいました。戻ってきたファームでは・・・
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