2024年のドラフトは大学生が軸である。中でも今年3月、侍ジャパントップチームに招集された4選手は、NPBスカウトから1位評価を受けている。「大学生BIG4」。 
持ち味はストレートで押すピッチング。追い込んでからはスプリットも武器である[写真=大賀章好]
ノーカウントにした大台突破
大学入学以来、
中村優斗が掲げてきた「ドラフト1位」の目標が、現実に近づいてきた。積み上げてきた4年の中でも、学生ラストイヤーは激動の日々だった。
始まりは2023年12月。初めて招集された大学日本代表候補強化合宿で157キロをマークすると、その名が全国に知れ渡った。侍ジャパンのトップチームを指揮する
井端弘和監督の目に留まり、今年3月、欧州代表との強化試合でほかの大学生3人とともに侍ジャパンチップチーム入り。全国大会、世代別代表の経験もない“飛び級”での選出だった。京セラドームで人生初の大舞台に立ち、1回無失点と堂々の投球。大歓声を受けてのマウンドは「人生で一番楽しかった」。大きな自信と手応え、経験を手にした。
今春の愛知大学一部リーグは5位だったが・・・
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