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2024ドラフト直前展望 注目選手クローズアップ【大学生BIG4の動向】

青学大・西川史礁(外野手) 才能を開花させた『自主性文化』「この1年間、プロで活躍できる選手になるために練習してきた」

 

2024年のドラフトは大学生が軸である。中でも今年3月、侍ジャパントップチームに招集された4選手は、NPBスカウトから1位評価を受けている。「大学生BIG4」。
取材・文=岡本朋祐 写真=矢野寿明

リーグ戦、全日本大学選手権、明治神宮大会を通じて8本塁打。背筋が強く、柔軟性があり、フォロースルーの大きさが抜群の飛距離を生む


ベンチで見せた人柄


 西川史礁がトップアスリートとして、常に実践しているのは「全力で目の前のプレーに集中する」。グラウンドに立てなくても、そのポリシーは不変だった。

 学生ラストシーズン、アクシデントが襲った。開幕2カード目の日大1回戦で、右手人差し指と中指に死球を受けた。同2回戦を欠場し、同カード後、病院で検査を受けると、右手人差し指の第一関節にひびが入っていることが判明。東農大2回戦以降は登録選手25人からは外れたが、連盟規則でベンチ入り2人が認められるサポートメンバーとして帯同した。

 ベンチでは、制服姿で鼓舞。今季中の復帰が難しい状況となり、心中複雑のはず。だが・・・

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