新しいスタートラインに立った123人の選手たち。奮い立つ第一歩だ。その中で最高評価となった選ばれしドライチ12人をクローズアップ。 取材・文=上原伸一 写真=桜井ひとし 
打って走って守れる万能選手。巨人・坂本、カブス・鈴木誠也にあこがれを抱いている
両親と祖父がファン 縁があった巨人入り
ドラフト1位の第2回目の指名で、巨人と
西武の2球団が花咲徳栄高の石塚裕惺を指名。抽選の結果、巨人が交渉権を獲得した。
石塚にとって巨人は幼いころから馴染(なじ)みがある球団だ。両親と祖父が「ジャイアンツ愛」にあふれていた関係で、自然とファンになっていた。「幼稚園の卒園旅行はキャンプ見学ツアーで、小学3年のときもキャンプを見に行きました」と振り返る。あこがれていた選手は
坂本勇人。「初めて東京ドームで見たとき、華があってカッコいいなと思いました」。
高卒でプロになる。石塚は高校入学時の目標を叶えたが、プロのユニフォームを着ることが目標ではない。「プロで活躍するのが目標です」。きっぱりとそう口にする。これは・・・
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