新しいスタートラインに立った123人の選手たち。奮い立つ第一歩だ。その中で最高評価となった選ばれしドライチ12人をクローズアップ。 取材・文=高橋昌江 写真=小河原友信 
社会人野球からの誘いも断り、進路はプロ一本。麦谷の才能を高く評価したオリックスが1位指名
涙と歓喜の1位指名 楽天シニアの1期生
「第1巡選択希望選手、オリックス、麦谷……」と、その珍しい苗字が呼ばれた時点で会場のボルテージが一気に上がった。
ウォー! というチームメートの雄叫びと拍手を背に、富士大の麦谷祐介は息をのんだように口元をギュッと結んだままスクリーンを見つめていた。
「“む”で最初は宗山(
宗山塁、明大、
楽天1位)で盛り上がっていたんですけど、自分の名前が呼ばれて盛り上がってくれたので、その瞬間、涙が出そうでしたね」
富士大からプロ志望届を提出したのは・・・
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