全6戦に密着した担当記者がつづるコラム。ソフトバンク担当は大舞台を経験した若手にチームの未来を感じた。 文=菅原梨恵(ソフトバンク担当) 写真=高原由佳 笹川[写真右]も岩井も、最後の悔しさを決してムダにはしない
完膚なきまでにたたきのめされた。2連勝するも、その後は試合を重ねるごとに相手の勢いが増していき、最後(第6戦、11月3日)は2対11と大差をつけられての終戦。これほど一方的にやられたら逆にすがすがしいのかと思ったが、やはり悔しさしか残らなかった。担当になって4度目の日本シリーズで初めて味わった“負け”。26年ぶりの日本一に沸きに沸く横浜スタジアムの光景を目に焼き付けながら、勝負の厳しさを再認識した。
同時に、この悔しさをバネにチームがどう変わるのか、楽しみになった。その中心を担うのが、若手選手たちにほかならないからだ。今回、投打合わせて11人の25歳以下の選手が日本シリーズ初出場。彼らの期待値は計り知れない。ゆえに、
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