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プロ野球90年特集 本塁打への憧憬 夢を乗せて飛ぶボール

【球団別歴代本塁打ランキング】ロッテ・30号経験なしのミスターが首位 山内一弘、落合博満は全盛期にトレード

 

近鉄を含めて13球団の球団別の本塁打ベスト20とその球団での通算1000打数以上の打者の本塁打率(打数÷本塁打)のベスト5のランキングを徹底的にお見せしよう。チームごとの特色の違いを感じてほしい。
※記録は2024年シーズン終了時点
※ランキングの表中の△は左打ち
※年齢は2024年の満年齢



 1位は「ミスター・ロッテ」こと有藤道世。球団史上唯一の300本台はさすがである。実働18年間で1969年のルーキーイヤーからの8年連続を含む11回の「年間20本以上」を達成しているが、自己最多は72、79年の各29本。年間30以上の本塁打を打ったことはない。その有藤の「新人から8年連続20本」が途切れて16本に終わった77年、来日1年目でいきなり34本塁打、109打点で2冠に輝いたのがレロン・リー。通算でも2位にランクインした。リーの283本は長らく、外国人選手の最多本塁打記録だった。

 3位の・・・

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