本塁打率とは、「打数÷本塁打」。何打数に1本の割合で打ったかという数字を示し、小さければ小さいほど「強打者」だったということ。今年の球団別の本塁打率の最高はソフトバンクの42.1、最低は広島の90.8で、12球団の平均本塁打率は58.4。しかし、長距離打者はこの数値が10台となる。ここではプロ野球90年の歴史で2000打数を記録した726人の打者の本塁打率を集計。15未満だった上位25人の顔ぶれをお見せしよう。 ※記録は2024年シーズン終了時点。球団はNPB最終所属 【16位〜25位】はこちら 【1位】王貞治[巨人]「世界の王」はHR率もトップ
10.7 9250打数/868本 ご存じ、世界のホームラン王。通算868本はもちろん断トツだが、1万回に近い打数を記録しながら本塁打率でも歴代1位となったのは、さすがとしか言いようがない。13年連続本塁打王の記録を破る打者はこの先、現れないだろう。
【2位】バース[阪神] 史上最強の外国人打者
10.9 2208打数/202本 30本塁打以上のシーズンはわずかに4回と決して全盛期は長くなかったが、1985、86年の2年連続三冠王をはじめとして日本球界に残したインパクトはものすごく、いまだに「史上最強の外国人打者」との評価もある。
【3位】マニエル[ヤクルト] ヤクルト、近鉄の初優勝に貢献
11.3 2127打数/189本 王、バースのツートップに続く3位に入ったのは“赤鬼”ことマニエル。1978年の
ヤクルトの初優勝に猛打で貢献しながらも「守れないから」と近鉄(写真)に放出されたが、そこから2年連続本塁打王と指名打者でも活躍した。
【4位】ブライアント[近鉄] 本塁打か、三振か
11.5 2980打数/259本 三振か本塁打か、という豪快なスイングで沸かせたスラッガー。
中日から近鉄へシーズン途中に移籍した1988年は・・・
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