週刊ベースボールONLINE

捲土重来 カープバッティング革命

<C担ピックアップ>広島・打ち勝つ攻撃の起爆剤 飛躍を期す若鯉たち

  0

インタビューに登場した内田湘大のほかにも2025年の定位置奪取、一軍定着を目指す若鯉たちがいる。打線を活気づけるためにも、チーム底上げは不可欠。打撃での台頭が期待される、来季25歳以下、支配下4年目以内の有望株を紹介する。
※成績は2024年シーズン

田村俊介 「全試合出場」を宣言


田村俊介[外野手/来季4年目/左投左打]


【一軍】37試合20安打0本塁打5打点1盗塁、打率.198
【二軍】64試合60安打5本塁打24打点2盗塁、打率.280

 悔しさを糧にする。愛工大名電高から入団3年目の今年、3月の強化試合で、自身初の侍ジャパン入り。オープン戦で3本塁打を放ち期待されたが、今季の一軍出場は37試合にとどまった。秋は、みやざきフェニックス・リーグ出場などを通して鍛錬。得点圏打率.143と苦しんだ好機での打撃、変化球の見極めなど課題と向き合った。高校時代に経験のある一塁守備にも取り組み、守備の選択肢も広げつつある。「全試合に出て、自分が流れを持ってこられる選手」が理想。来季こそ、レギュラーに定着して打線をけん引していく。

仲田侑仁 ポテンシャルあふれた大砲


 希望をもたらす19歳だ。今季、沖縄尚学高から入団し、シーズン最終戦となった10月5日のヤクルト戦(マツダ広島)で一軍デビュー。高卒新人の四番での一軍初出場初先発は、球団史上初。奥川恭伸から初安打も記録し・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

この記事はいかがでしたか?

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング