アンドリュー・フリードマン編成本部長が、レイズからヘッドハンティングされたのが2015年だ。そこから10年で9度の地区優勝、2度の世界一と手腕を発揮している。すべての部門でMLBトップのシステムを構築しており、23歳はそこに惹かれたという。先発投手として最大の目標は「サイ・ヤング賞投手」だ。 文=奥田秀樹 写真=Getty Images 
ドジャース入団の決め手は、フロント陣の充実だ。フリードマン編成本部長[佐々木の左]は、それを潤沢な資金を使って構築し、ドジャースを強豪チームにつくり上げた
健康を守ることを最優先
佐々木朗希が12月にポスティングされると、20球団がプレゼンテーションを行い、そのうち8球団がロサンゼルスで直接面談の機会を得た。その後、佐々木はドジャース、パドレス、ブルージェイズの3球団に絞り込み、ドジャースを選択している。
入団会見では、「自分が選手として一番成長できる場所を純粋に選ぶことができました」と切り出し、選択理由を問われると「フロントの安定感かなと思っています」と答えた。2年待てば、プロのFA選手として巨額の契約を得るチャンスがあったことについては・・・
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