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165キロ右腕、23歳のMLB挑戦 佐々木朗希の謎

<年表>2001-2025 ドジャース・佐々木朗希 ~「令和の怪物」の軌跡~

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今年1月17日(日本時間18日)、ドジャースとマイナー契約を結んだことを発表。大船渡高3年時の4月、高校生史上最速の163キロを計測。ドラフトでは4球団が1位競合し、ロッテに入団した。育成重視の方針で、一軍デビューは2年目だった。プロ3年目の2022年には、令和初の完全試合を達成。翌23年にはWBC日本代表に選出され、世界一に貢献した。5年目の昨年は初の2ケタ勝利。そして、今回のMLB挑戦。令和の怪物・佐々木朗希のベールに包まれた「謎」に迫る―。
写真=BBM、Getty Images ※は日本時間

約30分間行われた記者会見。緊張しながらも自分の言葉で思いを伝えた


2001年 0歳
11.3 岩手県陸前高田市で生まれる

2010年 9歳
高田小3年時に「高田スポーツ少年団」で野球を始める

2011年 10歳
東日本大震災で被災し大船渡市へ移住。猪川小に転校

2016年 15歳
大船渡一中3年時に「オール気仙」でKWB野球選手権東北大会準優勝

2017年(高校1年) 16歳
4.1 岩手県立大船渡高等学校に進学

2019年(高校3年) 18歳
4.6【U18高校日本代表候補】紅白戦で自己最速を6キロ更新する163キロ(高校生史上最速)


7.25【岩手大会決勝】花巻東高と決勝で「故障予防のため」という理由で登板回避
9.6【U18W杯】スーパーラウンド韓国戦に先発するも、血マメにより1回で降板


10.17【ドラフト】日本ハム楽天西武、ロッテの4球団1位指名の末、ロッテに入団。背番号『17』


2020年(プロ1年目) 19歳
一軍帯同も、育成重視の方針により登板なし

2021年(プロ2年目) 20歳
5.16【プロ初登板&初奪三振】西武戦(ZOZOマリン)にて先発。5回5奪三振4失点。プロ初奪三振は1回に山川穂高(現ソフトバンク)から


5.27【プロ初勝利】阪神戦(甲子園)。5回5奪三振4失点


10.23【初2ケタ奪三振】日本ハム戦(ZOZOマリン)。6回11奪三振2失点

2022年(プロ3年目) 21歳
4.10【完全試合】オリックス戦(ZOZOマリン)。9回19奪三振の快投
  『日本記録』13連続奪三振、8者連続空振り奪三振、19奪三振(タイ記録)
  『史上初』初完封&初完投が完全試合、毎回奪三振での完全試合
  『史上最速』20歳5カ月での達成、通算14試合目


4.17【8回までパーフェクト】日本ハム戦(ZOZOマリン)にて、8回14奪三振の快投。2試合連続での完全試合の期待も8回で降板
4.24【日本記録】オリックス戦(京セラドーム)、17イニング無安打、52打者連続アウトで途切れる
5.13【初の月間MVP】3・4月の月間MVPに選出
7.27【オールスター】ファン投票1位で初選出、第2戦で先発登板


11.25【NPBアワード】特別賞(連盟特別表彰)(コミッショナー特別表彰)のW受賞

2023年(プロ4年目) 22歳
1.6【侍ジャパン】第5回WBCのメンバーに選出
3.11【侍ジャパン初登板&初先発】チェコ戦。3回2/3を66球、打者17人に対して8奪三振1失点


※3.22【侍ジャパン】】WBCで3大会ぶり3度目の優勝
4.28【自己最速165キロ】オリックス戦(京セラドーム)5回裏一死一塁から杉本裕太郎に投じた初球に
5.11【月間MVP】2年連続で3・4月の月間MVPに選出
7.19【オールスター】2年連続でファン投票1位で選出。第1戦で先発

2024年(プロ5年目) 23歳
10.1【初の2ケタ勝利】楽天戦(楽天モバイル)。9回10奪三振1失点
10.12【CS初登板】日本ハム戦(エスコンF)。8回9奪三振無失点

2025年(プロ6年目) 24歳
※1.18【MLB】自身のInstagramでドジャースとマイナー契約を結んだことを発表
※1.23【入団会見】本拠地のドジャー・スタジアムにて。背番号『11』

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