夢のステージまで、あと1カ月を切った。ケガなく順調にいけば、その舞台は母国・東京ドームのマウンドだ。現在は25歳ルールにより、マイナー契約であるが、実戦で結果を残せば、念願のメジャー契約に移行する。現在はキャンプ地で調整中。周囲の期待値や声、そして、本人のコンディションをリポートする。 文責=メジャーリーグ編集部 写真=Getty Images 
2月19日[現地時間]のライブBPではフォーシームが154キロ止まりだったが、打者を押し込む場面も。変化球の曲がり幅も問題なく、9人の打者相手に1安打の好投だった
別次元のスプリット
ベールを脱ぐのはもうすぐだ。私生活も謎に包まれていた
佐々木朗希が現地時間2月21日、インスタグラムで一般女性と入籍したことを報告した。「メジャー・リーグ1年目で不安もあるんですけど、お互い力を合わせて支え合っていけたら」とキャンプ地で会見を行い、はにかんだ。
グラウンド外の話題は少しだけ明かされたが、本来の投球は日本時間の3月19日まで待つことになる。だが、アリゾナの地で、その一端を徐々に見せている。2023年のWBC準決勝、メキシコ戦で見せた投球が現地ファンやメディアには鮮明な記憶として残っている。常時160キロのフォーシームに、不規則に落ちるフォークと鋭く曲がるスライダー。その才能に期待を寄せている。
実際にスプリングトレーニングで初めてブルペンに入った現地時間12日には・・・
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